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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
11月号 2020.11.01

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●高齢者も「安心&安全!」な住まいづくり その3

 

 

高齢者も「安心&安全!」な住まいづくり その3 
対策し策で溺れず(「溺死・溺水」対策)

高齢者が不慮の事故で亡くなる原因の第1位は「誤嚥等による窒息」、第2位は先月ご紹介した「転倒・転落」。そして第3位が「溺死及び溺水」。65歳以上では、その多くが川や海ではなく自宅などのお風呂で溺れて亡くなっています。お風呂で溺れる事故は、特に冬場、12月から2月に多くみられます。その理由と対策、そしてその他の家庭内事故の対策をご紹介します。

※消費者庁「高齢者の事故の状況について」より一部加工して転載

 

「溺死・溺水」対策

●温度差を減らす

お風呂で溺れる事故は、特に冬場、12月から2月に多くみられます。これは、温かなリビングなどから寒い脱衣所や浴室に移動し、熱いお湯に浸かるといった急激な温度差によって、血圧が乱高下したり、脈拍が急変したりするため。この「ヒートショック」で脳卒中や心筋梗塞を起こし亡くなる人が多いのは、皆さんご存知ですね。脳卒中や心筋梗塞には至らなくても、一時的に失神したり、体の力が抜けてしまったりすれば、浴槽内で溺れかねません。
冬場は、服を脱ぐ前に脱衣場と浴室をしっかり温めてから入浴すること。思い切って浴室暖房を設置してはいかがでしょう。入浴前に20分ほどつけておけば、浴室全体が温まります。浴室暖房の多くは乾燥機能付きなので、雨の日には洗濯物も乾かせて便利です。
浴室暖房が難しい場合は、小型でいいので脱衣所に暖房器具を置きましょう。また、高い位置に設置したシャワーで湯船にお湯をはったり、お風呂に入る前にしばらくフタをあけておいたりするだけでも、湯気で浴室内の温度が上がります。

●リフォームでバリアフリーに

滑りやすくて冷たいタイルの床を、滑りにくく断熱効果や衝撃吸収効果の高い床材に変更する。入りやすい高さや形の浴槽に取り替える。脱衣所と浴室との段差をなくす。内側に開くドアを、洗い場で倒れたりしても外から開けられる外開きドアや折れ戸などに替えるetc.……安心で快適なバスタイムのため、予算に応じて可能な範囲で浴室をバリアフリーにリフォームしていきましょう。
もちろん大掛かりなリフォームをしなくても、床や浴槽内に滑り止めのマットを敷いたり、簀の子で段差を解消したりと、さまざまな工夫が可能です。ただ、残念ながら誰しも老化は止められないのですから、手すりだけは設置することをおすすめします。浴槽に出入りする際につかまれる位置、浴槽内で姿勢を維持するためにつかめる位置には、手すりが必須。洗い場で立ち座りする際につかまれる位置、浴室への出入り口部分にもつければ、より安全です。

●41度以下で10分以内

42度以上のお湯や長風呂は、体に負担をかけます。湯温は41度以下、お湯に浸かるのは10分までを目安にしてください。また、お酒を飲んだあとはもちろん、食後すぐの入浴も控えること。食事をした20分後ぐらいから、消化のための血流が腸に集まります。その際、脳への血流が減ることで目眩や失神を起こす「食後低血圧」になる高齢者も少なくないのです。

●浴槽から出るときは、ゆっくりと

お風呂に浸かったあと急に立ち上がるのは厳禁。入浴中、体にかかっていた水圧がなくなると、血管が急に広がるため意識障害を起こす恐れがあります。

浴室や脱衣所の暖房など機器のご用命はもちろん、バリアフリーリフォームもお気軽にフジプロにご相談ください。

(資料出所/CFCほか)


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