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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
健康編 7月号 2020.07.01

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●「風水害への備え」

 

 

「風水害への備え」

毎年、台風や集中豪雨による大きな被害が報じられています。大雨、突風、洪水などの災害から暮らしを守るには、あらかじめ対策を立てておかねばなりません。
豪雨警報が出てから慌てないよう、住まいや身の安全のために、どのような準備や心構えができるのでしょうか。

〈家の外回りで必要な対策は〉
住宅の外側に傷みなどが生じている場合、大雨や強風などにより内側の居住部分に損傷を与えることがあります。日頃から屋根や壁などを点検し、必要な修繕は済ませておきましょう。
排水溝、側溝などに落ち葉やゴミは詰まっていませんか。水はけを良くするために、掃除をしておきましょう。道路の冠水時に、マンホールや用水路などのふたが外れる危険がないか、あらかじめチェックしておきましょう。

〈家の中で必要な対策は〉
日頃から心がけておきたいことの一つが非常用品の備蓄と、いざという時に持ち出せるよう準備しておくこと。持ち出しやすいリュックなどにまとめて入れましょう。中身は、クラッカーや乾パン、飲料水、救急薬品のほか、小銭を含めた現金や下着、タオルなどです。さらに飲料水のほか、停電に備えて懐中電灯、ライター、マッチがあると便利です。カセットコンロがあれば重宝します。合わせて、カセットボンベのストックも数本、用意しておきましょう。
大雨が予想されたら、外出は控えたいところです。でも止むをえない外出や帰宅が間に合わないこともあるかもしれません。家族とは、緊急連絡を取る方法を話し合っておきましょう。避難勧告などが発令された際に、落ち合う場所も相談しておくと安心です。指定の避難場所への経路も、家族で確認しておきます。
天気予報等で大型台風が自宅地域を通過するとわかったら、事前に、窓ガラスが割れないよう、テープを貼って補強し、カーテンやブラインドは閉めます。
大雨や洪水により住宅に浸水する危険性がある場合は、家電製品や家財を2階などの高い所に移動させておきましょう。電気のコンセントを抜いておけば、漏電や感電などが防げます。

〈健康のための対策は〉
最近の風水害では、停電や断水などライフラインのマヒが起き、復旧まで長くかかることがありました。トイレや風呂が使えない、食事もままならないといった事態は、深刻な健康被害につながります。感染症の心配から、密になりがちな避難所への避難を避けたいという方もいるかもしれません。自宅と避難所以外で、風水害から安全を確保できる場所はどこか、平素から確認しておきましょう。
処方された薬を飲んでいる人は非常用持ち出し品の中に「お薬手帳」またはその控えも入れておきましょう。避難が長引いた際の薬の補充に必要です。
また家庭内では、日頃から飲料水の用意だけでなく、トイレなどに利用できるよう、浴槽には水をためておきましょう。
風水害や地震による停電が報じられる中で、家庭でも発電機を設置したいという要望が出てきています。低圧用のLPガス発電機なら一般家庭でも、照明などの家電製品に利用できます。

風水害への備えは、普段からの準備が肝心です。安全と健康のため、家の外側と中での備えを、日頃から考えておきたいものです。

◎ガス機器のご用命はもちろん、住まいの点検、営繕、リフォームも、お気軽にフジプロにご相談ください。

(資料出所/CFCほか)


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