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フジプロニュース 12月号 2014.12.1

ガスと電気のハイブリッドが注目される

/ 11月号 

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クルマでは最近、ガソリンと電気の両方で走るハイブリッドタイプが人気です。ハイブリッド=hybridの語源はラテン語の「hybrida ヒュブリダ」。これは豚とイノシシから生まれた子孫のことで、そこから「種や品種が異なる植物や動物から生まれた子孫」という意味の言葉となり、「ふたつの要素を組み合わせて作られたひとつのもの」というときにも使われるようになりました。

実は、クルマばかりでなく、給湯器でもガスと電気のハイブリッドタイプの普及がはじまっています。電気(ヒートポンプ)で効率良くお湯をわかす一方、ガス(エコジョーズ)でいつでもたっぷりなお湯をバックアップする、いいとこ取り製品です。

ハイブリッド給湯器は、電気による効率的な給湯機能(貯湯)と、ガスによる素早い給湯機能(即給湯)とを合わせ持つ、世界初の製品として登場しました。この2つの機能を、暮らしの時間帯や用途に合わせて最適に使い分けることで、エコキュートをしのぐ高効率、省エネ性能を誇っています。

最近登場した新型は、暖房機能も持つので、我が家の給湯・暖房のすべてを効率的にまかなうシステムに仕上がっています。

ハイブリッド給湯器の特長

ハイブリッド給湯器のには、次のような特長があります。

〇省エネ性

利用された全エネルギーをいう一次エネルギー効率で、新型は125%を達成。これは、エコキュートの107%を大きく上回っています。

〇環境性

従来のガス給湯器と比べ、年間約50%ものCO2排出量を削減します。家庭で使うエネルギーの半分が給湯・暖房なので、環境に大きく貢献します。

〇経済性

少ないエネルギーでお湯をつくるので、給湯の年間ランニングコストは従来の半分以下。暖房もハイブリッド運転なので、さらに省コストを実現。

また、暖房は部屋全体がムラなく暖まる温水式床暖房なので、リビング、ダイニングから子供部屋、吹き抜け、和室まで多様なお部屋にお勧め。さらに、一日の疲れをいやすバスタイムを、お湯張りから、追い焚き、保温、足し湯まで、運転はすべて全自動(フルオート機能)。ハイブリッド給湯器にお任せです。

(資料出所・CFC)


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