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エネルギーと暮らし
2月号 2025.02.01

  

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●エネルギーと暮らし「入浴編」

 

入浴でのNG

 身体があたたまり、リラックス効果も得られる入浴。血行促進やストレス解消など、心身の健康維持に役立ちます。しかし、入浴方法を誤ると逆効果になり、健康を損ねかねません。今回は「こんなふうに入浴してはダメ!」という、入浴でのNG行為に関するお話です。

のぼせや脱水を引き起こす「長風呂」

 長時間にわたり湯船に浸かっていると、頭がぼーっとしたり心臓がドキドキしたりすることがあります。これは、血圧が急に上がったために起きる症状で、いわゆる「のぼせ」です。また、大量の発汗による脱水症や、熱が体内にこもる熱中症になることも。
 いずれも心臓発作や意識障害につながる可能性があります。そのような状態で立ち上がって転倒したり、湯船で溺れたりする浴室内事故も少なくありません。入浴は10~15分を目安にしましょう。

ヒートショックのリスクを高める「熱い湯」

 ヒートショックとは、急激な温度変化による血圧の乱高下で、身体がダメージを受ける現象です。血圧の変動により心臓や血管に大きな負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすこともあります。
 「急激な温度変化」が起きやすい場所として挙げられるのが浴室。服を脱いで体温が下がった状態で熱いお湯に入れば体温は急上昇。それに伴って血圧も上下します。冬場は、脱衣所と浴室の温度差が大きいため、さらにリスクが高まるでしょう。お湯の温度は38℃~40℃の、いわゆる「ぬるま湯」がおすすめです。

食べてすぐの入浴は消化不良のもと

 食事をして胃に入った食べ物を消化するためには血液が必要です。血液循環によって胃液が分泌され、胃腸が動くからです。ところが、食後すぐに入浴をすると、胃腸の血行が滞ってしまいます。
 入浴で身体があたたまってくると皮膚の血管がひろがり、血液は身体の表面に集中。食後で胃に食物が入っている状態で入浴をすると、本来は胃に流れるべき血液が他に流れてしまう状態に。消化機能がうまく働かず、消化不良を引き起こす可能性があります。食後は30~60分程度の時間をおいてから入浴をしましょう。

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(資料・イラスト出所/CFC)

 


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