今日から始めたい、防災・減災のリフォームと改善
8月号　2023.08.01

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防災リフォーム｜火災対策（住宅火災）

防災リフォーム　停電対策

台風や地震といった自然災害で電が起きると、数時間では復旧しない可能性があります。数日から1週間は電力が供給されないなかで生活することになるかもしれません。ポータブルバッテリーや乾電池式の電気機器、カセットコンロなどの用意も重要ですが、1週間分を備蓄するとなると、相当の量になってしまいます。
そこで近年、注目されているのが、電気をつくる「家庭用太陽光発電システム」と、電気を貯める「家庭用蓄電池システム」です。

家庭用太陽光発電システムとは

太陽光発電システムとは、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する仕組みです。「ソーラーパネル」「太陽電池モジュール」などと呼ばれるパネルは、太陽光が当たると発電します。この電気は、パワーコンディショナという装置で家庭用の交流電力に変換され、分電盤により家の配線に分けられます。

太陽光発電によって作られた電気は、100V対応機器、1500Wの家電製品に使用可能です。停電時でもテレビやラジオの視聴、スマートフォンの充電、冷蔵庫や冷暖房機器の使用ができるのが大きなメリットです。

家庭用蓄電池システムとは

太陽光発電には、夜間は発電ができず、天気が悪い日には発電量が下がるという弱点があります。また、太陽光発電システムそのものには、作った電気を貯める機能はありません。そのため、電力会社からの供給が遮断されている場合は、夜間や雨天の日は電気がない状況になってしまいます。

停電対策としては蓄電池の設置が不可欠といえます。蓄電池があれば、昼間に作られた電気を貯めておいて、夜間や悪天候の日に供給することができます。また、蓄電池には200V機器に対応しているものもあり、家中の電気製品を使えるのもメリットといえるでしょう。

※フジプロでは太陽光発電システム、蓄電システムの販売も行っています。省エネ、創エネそして、防災減災リフォームはフジプロにご相談ください。

（資料出所／CFC）