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今日から始めたい、防災・減災のリフォームと改善
6月号 2023.06.01

  

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●今日から始めたい、防災・減災のリフォームと改善
防災リフォーム|火災対策(住宅火災)

 

在宅避難への備え

在宅避難とは、災害発生時に自宅に留まって過ごすことで、「難」を「避け」られるのであれば、必ずしも避難所に行かなくともよいという考え方です。ただし、在宅避難を選ぶには、自宅や周辺の安全が確保されており、自宅が住み続けられる状態でなければなりません。在宅避難が可能な住まいづくりについて考えてみましょう。

在宅避難のメリット

避難所は不特定多数の人々との集団生活になります。常に他人の目があること、慣れない環境であること等でストレスが溜まり、心身に不調をきたす人も少なくありません。また、感染症のリスクも高くなります。在宅避難は、そのような負担やリスクを防ぐことができます。

在宅避難に必要な備え

<食料品や生活用品>
食料や水は最低でも3日分、できれば1週間分を備蓄しておきます。ガスや電気、水道が使えなくなる可能性もあるため、常温保存できるもの、そのまま食べられるものがよいでしょう。
食料品以外にも、医薬品や消毒用アルコール、簡易トイレ、電池等も用意しておくと安心です。

<電気・ガス>
停電やガスの供給停止への備えも必要です。懐中電灯、電池、ラジオ、ポータブル充電器、カセットコンロ等を、災害時用に揃えておきましょう。

<水>
断水になった場合の備えとして、飲料水はもちろん、トイレや体の洗浄、洗濯等に使う水も必要です。ペットボトルの飲料水の備蓄に加え、生活用水の確保についても考えておかなければなりません。

在宅避難が可能な住まいとは?

自宅の安全が確保されていなければ在宅避難はできません。まずは災害に耐えうる家であることが重要です。屋根や壁、窓の耐震、耐風性能を高める、住宅内の安全対策を強化しましょう。
また、食料品や生活用品の備蓄スペースの確保、電気やガスの代替エネルギーになる太陽光発電、家庭用蓄電池の導入、生活用水の確保のための雨水タンク設置等、災害対策のリフォームもおすすめです。

(資料出所/CFC)

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