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防災リフォーム|火災対策(住宅火災) 住宅火災は、起きないようにする「予防」が第一です。しかし、万が一火災が生じた場合に被害を最小限に抑えるための対策も必要です。 火災警報器 消防法により、すべての住宅に火災報知器の設置が義務付けられています。設置個所は、原則として寝室と寝室がある階の階段上部ですが、各自治体の火災予防条例に準じます。 キッチン 住宅火災の出火原因で最も多いのが「コンロ」です。火の消し忘れ、加熱し過ぎ、空焚きなどにより発火するケースが多いといわれています。平成20年以降は、ガスコンロにSiセンサー(自動消火機能や安全装置)の搭載が義務付けられました。古いタイプのガスコンロを使用している場合は、新しいものに交換すると安心です。 住宅用の消火機器住宅内の天井に消火用の機器を取り付ける方法もあります。熱や煙を感知すると自動的に放水する住宅用スプリンクラー、消火薬剤を噴出する住宅用消火装置などがあります。 生垣 隣家や道路との境界に生垣があると、延焼を防いだり遅らせたりすることができるといわれています。葉や幹に含まれている水分や、地中に張った根が火を食い止めるからです。 火災を起こさないためには、防火の心構えだけでなく住まいの設備面でも防火の視点が必要ですね。
出火原因(消防白書。令和2年中)
(資料出所/CFC) |
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