夏、大人の自由研究はいかが? LPガス豆知識クイズ!
いつも使っているエネルギー“LPガス”について、あなたはどれだけご存じですか?
今回は、“大人の自由研究”としてLPガスクイズをご用意しました!
CO2排出量が少なく、災害時にも役立つエネルギー・LPガスは、SDGs的にも最適エネルギー。持続可能な町づくりに貢献します。
Q1 LPガスのかたちはどれでしょう?
a.気体 b.液体 c.固体
A1 b:液体
ガスという言葉から気体と思われがちですが、実は液体です! LPガスは石油ガスを液化したもので、正確には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)と言い、頭文字をとってLPガスと呼んでいます。
Q2 LPガスの本当の匂いはどちらでしょう?
a. 無臭 b.ツンとしたガス特有の匂い
A2 a:無臭
LPガスは本来、匂いがなく、無臭です。ガスが漏れた時にすぐに気づくように、ガス特有の匂いを付けています。この成分は、ガスが燃焼すると無臭になるので、LPガスが正しく使われている限りは匂いません。匂いがしたら、要注意です!
Q3 空気とLPガス、どちらが重いでしょう?
a.空気 b.LPガス
A3 b:LPガス
気体となったLPガスは空気より重く、空気の1.5~2倍の重さになっています(100%プロパンの場合、15℃・1気圧で1.865kg/m3)。そのため、家庭などでLPガスが漏れた時は、床面をはうように広がり、低い場所にたまります。一方で、都市ガスは空気より軽く、漏れた場合は天井の方へたまっていく性質があります。LPガスは下に、都市ガスは上。安全のためにぜひ覚えておいてください。
Q4 LPガスが災害に強いってほんと?
a. ホント b.そんなに強くない
A4 a:ホント
LPガスは、1戸ごとにLPガス容器で個別供給しているため、「分散型エネルギー」と呼ばれています。ガス設備に被害がなければ、災害直後から各家庭でそのまま使用できます。他のライフラインが絶たれても使用できるエネルギーとして評価されています。
Q5 容器バルブを閉めるときはどっちに回す?
a. 右回り b.左回り
A5 a:右回り
ラストは難易度が高い問題でした。地震などの災害のとき、まずは身の安全を確保する→火の始末をする→避難という注意喚起を行っています。避難するときには、器具栓、ガスの元栓、ガスメーターバルブ(メーターガス栓)および容器バルブをすべて閉めてください。
LPガスのことを楽しく学べる「LPガス検定」。ぜひ、挑戦してみてください。
https://lpgaskentei.jp/
|