【ガス】 “お湯”が一番の節約ポイント
一般家庭で、一番ガスを使うガス機器は何だと思いますか? コンロと答える方も多いのですが、実は、コンロではなく給湯器です。家庭のガス消費のおよそ70%を給湯器が占めています。つまり、お湯を使う場面を減らせばガスを節約できます!
◎設定温度をチェック…季節や気温に合わせて、給湯温度の設定を変える。
◎お風呂…浴槽にわかすお湯の量が多くないかチェック。追い炊きはガスを消費するので家族が続けて入浴するなど追い炊きを減らす。入浴の間隔があく場合は浴槽にフタをする。
◎シャワー・手洗い・キッチン…お湯を流しっぱなしにしない。
◎ガスコンロ…鍋の裏側をふいて水分を取ってから火にかける。鍋が火からはみださないようにする。圧力鍋など予熱調理を使うなど調理法を工夫する。熱伝導力の高いフライパンや鍋を使う。
◎最近機種に替える…内炎式バーナー搭載タイプのガスコンロは消費効率が56%(従来型は45%)に。
【水道】 ご家族みんなで“流しっぱなしにしない”を意識しよう
一般家庭で水道水が使われるのはおおまかに見ると、お風呂が40%、あとトイレ、炊事、洗濯などが20%ずつくらい。
水はトイレ、手洗い、お風呂、食事といった生活する場面で使われるので、人の数だけその回数が増えます。テレワークやオンライン授業などでご家族がお家にいる時間が多くなると水道の使用量が増えるというわけです。
ご家族みんなで、「流しっぱなしにしない」を意識するのが第一歩です。
◎お風呂…ガスと同様、浴槽のお湯の量をチェックして入浴時にあふれないようにする。シャワーは出しっぱなしの利用を減らす。シャワーヘッドを節水タイプに替える。
◎炊事…調理の手順を考えて野菜はまとめて洗う。油のついた食器やフライパンなどは新聞紙などでぬぐってから洗う。
◎手洗い…感染症対策のためにも、水を止めてしっかり&じっくり洗う。手を一度水にぬらしたところで水を止める。石鹸をつけて泡立て、手のひら、指の間、手の甲、手首をよく洗い、最後に水でよく流すようにする。
◎最新機種に替える…トイレは最新の節水タイプなら水量は半分以下。洗濯機はドラム式の機種は使用する水量は少ない。通常の縦型タイプでは節水モードが機種を選ぶ。リフォームや買い替えの機会があれば、水量をひとつの選択ポイントに。
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