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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
健康編 1月号 2020.01.01

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●冬の入浴で注意したい「ヒートショック」

 

 

冬の入浴で注意したい「ヒートショック」

寒い冬の日、お風呂でゆっくり温まりたいところですが、気をつけたいのは温度の急激な変化です。激しい温度差が原因で、ヒートショックが引き起こされることがあります。

暖房の効いた部屋から寒い脱衣所や浴室へ移動すると、血管が縮んで血圧が急上昇します。その後、浴槽の温かい湯に浸かると、血管が拡張して血圧が急に低下するのです。また、熱い浴槽から寒い脱衣所へ出るなど、入浴時間の中で、血圧は大きな上昇と下降を繰り返すことになります。このように血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などが引き起こされます。ヒートショックが原因となり浴室で倒れてしまい発見が遅れたり、浴槽で溺れたりと、死者は年間1万9000人にものぼっています。

ヒートショックから身を守るには、いくつかの注意したいポイントがあります。

1つは、あらかじめ入浴前に脱衣所や浴室を温めること。そして2つ目は、湯温を41℃以下にし、湯に浸かるのは10分以内を目安とすることです。

他にも、浴槽から急に立ち上がらないこと、食後や飲酒後すぐの入浴を避けること、入浴前に同居者に声を掛けておくことなどを心がけておきましょう。また、高齢の方だけではなく、赤ちゃんなど小さなお子さんにも同じく注意が必要です。

ヒートショックを防ぐためにお勧めしたいのが、ガスの暖房や給湯機器。脱衣所の暖房には、スピーディーに温まる安全装置付きのガスファンヒーターを置くことがおすすめです。また浴室では、ガス温水を利用した浴室暖房乾燥機が威力を発揮します。浴室の暖房では、浴室暖房乾燥機が威力を発揮します。浴室暖房乾燥機はガスの温水を利用したタイプが、運転効率が良く経済的です。湯温の調整は、省エネタイプのガス給湯器エコジョーズが便利です。

寒い季節、体の芯の冷えを取りながら、快適な入浴を楽しみたいものです。

◎ガス機器のご用命はもちろん、浴室リフォームもお気軽にフジプロにご相談ください。

(資料出所/CFCほか)


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