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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
リフォーム編 2月号 2019.02.01

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●住まいのチェックポイント【暖房】

暖房設備には、床暖、エアコン、ストーブなどがあります。居室の床暖房面積は6割以上が原則で、居間と台所が一体のときは居間等への設置を検討します。エアコンは推奨畳数を基準にします。例えば「○~□畳」は、○が木造(和室南向き)、□がRC造り(マンション南向き)向けの目安。なお、こたつ、カーペットなどの採暖器具は暖房設備とは見なされません。


頭寒足熱で理想の暖房! ガス温水床暖房

ガス温水床暖房は、室外で沸かした約60℃のお湯を床下で循環させてお部屋を暖める暖房システムです。部屋の一部に設置する電気カーペットなどと違い、床全体を均一に暖めることで室温そのものをムラなく上昇させることができます。

暖房システムが、暖かさを提供するのはあたりまえ。健康で快適なお部屋をつくり上げることこそ、ガス温水床暖房ならではの仕事です。ここでその大きな3つの特徴を挙げてみましょう。

お肌がカサカサしない。
他の暖房器具と違い、風を起こさずに優しくお部屋を暖めるガス温水床暖房は空気を乾燥させません。

腰痛や冷え性の方も快適。
足もとから暖めるガス温水床暖房は、座っているだけで体の芯から暖まり、腰の痛みや冷えをやわらげます。

ダニも撃退!
カーペットや畳の中のダニはアレルギー性疾患の原因のひとつと言われています。また、カーペットの部屋で咳が出やすいのもダニが原因です。普通に掃除機をかけても17%ほどしか吸い込めないこのダニも、ガス温水床暖房で過熱追い出しをかけることで70%以上も吸い込むことができます。小さなお子様やぜん息をお持ちの方のおられるご家庭には特にオススメです。

暖かいだけではなく、さまざまな面から健康的な生活を手助けするガス温水床暖房システム。また、昔から言われている頭寒足熱の状態も作り上げますので、仕事や勉強の能率もアップします。ガス床暖房システムで、あなたの住まいを理想的な環境にしてみませんか?

その他の床暖房には、主に以下のものがあります。

電気式
電気式ヒーターを床下に設置して床に電気を流し、暖めるシステムです。温度コントロールは一点でしかできないので温度むらがあり、低温やけどの心配があります。

温風式
床下に温風を流して暖め、さらにその温風を室内に吹き出すことで暖房するシステムです。床下の有害物質や悪臭を室内に取り入れてしまう危険性があります。

ガス温水床暖房を設置するには?

床暖房と言うとフローリングのイメージがあるかもしれませんが、カーペット、タイル、畳にいたるまで、さまざまな床のお部屋に設置することが可能です。また、新築時だけでなく、現在のお住まいに今日からでも施工できます。

 

不完全燃焼にご注意!

不完全燃焼をご存知ですか? 器具の安全性が向上して世間の知識も高まり、あまり聞かれなくなってきましたが、暖房器具が使用される季節は十分に注意しましょう。普通、ガスは完全燃焼すると二酸化炭素と水蒸気になります。しかし、不十分な換気で燃焼に必要な空気が不足していたり、手入れを怠って器具が目詰まりすると、不完全燃焼を起こす可能性もあるのです。

最近市販されているガスファンヒーターやガスストーブにはすべて安全装置が設置されているため、不完全燃焼が取り沙汰されることは少なくなってきました。一般的に、不完全燃焼をキャッチすると自動的にガスを止め、「不完全燃焼防止装置」が働いて一酸化炭素の発生を防ぎます。まだ設置されていない古いタイプをお使いの方は、安全のためにもこの機会にぜひお取替えを。

安全な器具の使用と日常の手入れ、十分な換気を行ってこの冬を暖かく過ごしましょう。 


◎ガス床暖房のご用命はもちろん、電気の床暖房、断熱リフォームや設備改善も、お気軽にフジプロにご相談ください。

(資料出所/CFCほか)


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